えっと、今映画から帰ってきました。
やはり、熱烈吾郎ちゃんファンというより、NT病の
はしくれとしては、「いま、会いにいきます」を先に観るべきかな?と思って、観てきました。

ということで、感想です。
そして、この映画をまだ見ていない方、または、この映画を観て、感動された方は、お気持ちを曇らせてしまうのかもしれないので、読まないほうがいいと思います。
あとで文句言われても、こまります^^;。
ということで、この映画を観て、????と思った人だけ、
読んでね。

立川の一番大きな映画館で、客の入りはその四分の三くらいでしょうか。平日の午後にしては入ってると思います。
客層は若い高校生大学生OL,主婦、そんな感じです。
子供連れさんもいましたね。
圧倒的に女性客が多いです。女性って、泣ける話が好きなんですね^^;。

一言でいうと、いい映画だし、言いたいこともよいし、
(運命の恋というか、人を愛するのは命を賭ける価値の
あるものだ。というのがテーマだと思うんだけど)
ほのぼのと心のそこに訴えてくるものもあり、映像も綺麗だし、丁寧なつくりで、ひねりもあるし、あっと驚く仕掛けもあるし、
小道具の扱いもいいし、
最後の落ちもいいし。と、本当によい映画だと思うのですが、
激しく、乗れない^^;映画でした。途中凄く退屈でした。
妻が病死して、それがよみがえってきて、また別れがあり、
子供までけなげに演技してるのに、ここまで泣けないのも
すばらしいというか。確かに、じんわりするのはするけど、
号泣って、そこまでなるかなー?という感じでしょうか。
場内は、最後、少しだけすすり泣く声とかハンカチつかってる
人もいましたが、「思ったより泣けなかったね」と言い合いながら出てくる人も多かったように思います。
(この前の「大奥」の方が、泣けた^^;)
で、思ったのは、日本人にファンタジーというのは
似合わないなーっていうことです。
やはり、身近な役者さんがやるとどうしても、不思議感が
出ないというか。これが、ハリウッドの役者さんが
同じような映画をやったらけっこう素敵な作品になったん
じゃないかなーと思いました。もしかしたら、ハリウッドで
リメイクしたらいいかもしれません^^;。
あのね、不思議なことに、竹内さんが出るまでの中村さんの
けなげなお父さんと子供のやりとりのとことかね、
そこら辺は凄くウルウルしたりしたんですよ。
でも、竹内さん登場してから、もう、違和感の嵐なのです。
どうしても、中村さんに竹内さん(澪だけどね^^;)が
惹かれる気持ちに私が感情移入できないんですよ。
つまり、中村さんが私の好みじゃないってのが
大きいんだろうけど^^;。
恋愛物は、相手役に自分も恋しないと、乗れないですから。
自分が恋しないような、魅力を感じないような男性に
恋焦がれてる女性を見ても、ちょっとひいちゃうというか、
酷いこと言ってしまうと、滑稽感を感じてしまうというか。
なので、いまいち乗れませんでした。
なんか、やはりまだ竹内さんのおかあさん役ってのも
早すぎたかな?とかね。
それから、高校生の時の役者さんたちの雰囲気は
あってたんだけど、やはり、大人になった中村さんと
竹内さんのカップルが激しく似合わないんで、
本当にラブシーンが辛くて、辛くて^^;。
中村さんの演技もよかったし、人間的に魅力のある人物を
やっていたとは思うのですが。残念です。
あとね、竹内さんの、演技が少し、過剰だったかんというか、
少しちょっと私的に一生懸命自分を鼓舞して演技してるっぽい
感じがしちゃったのですねー。
それは、私ががんばってこの映画を見たからでしょうか。
本当に、自分はそんなに強烈なNT病ではないと思いながら
観てたんだけど、やっぱり、NT病だからなのかな。
だから、乗れないのかな。
最後、終わってから、凄く悔し涙がでました。
なんでなんかな。って、
なんで似合わないカップルでばっかドラマつくってんのかな?って。
で、思ったのは、やはり直江さんほどの男(いい男とか
そういう意味じゃなくなんてのかな、強烈な男って
いうのかな)に最初に
出会っちゃった竹内さんはやはり気の毒だなーって。
観てるこっちがいつも相手役に凄く物足りなさを感じるんだよね。
まあ、NT病の人間の言うことだから、ほっておいてください。
ほんと、色眼鏡つけてます^^;。思いっきり。
でも、お金取ってるプロの論評とかってわけじゃないから、
大面みてくださいませ。

客観的に観れないので、本当にちゃんとした映画の
感想はかけないんだろうけど、
ただ、作り手もそんなに号泣を誘うようには作ってないと
思うんですよ。本当に、最後じんわりくるって感じの淡々とした
映画だと思うから。
だから、まあり逆に、「泣ける」とか「号泣の」とか
喧伝しないほうがいいかもしれないです。
あと、原作読まないでいったほうがいいかもしれません。
やはり、最後の落ちが素敵だから。

もし、巧さんの役が中居さんだったら・・とか
考えるけど、やはりなんか合わないというか。
そなると、私は巧さんの病気のことは設定から
はずしたほうがいいと思うんだよね。
普通の人でいいと思うんですよ。
巧さんの病気っていうのも少しひっかかりました。
あの設定、いらなかったんじゃないかなーって。
やはり同情とか、そういうの入る余地のない設定で
やって欲しいんだよね。
純愛物って。
やはり、自分がああいう病気の男性を支えきれるか?とか
突きつけられると、自分は強い女じゃないから、
引いちゃうんです。だから、そこも乗り切れなかった
ひとつかもしれません。

あと、キャスティング、ちょっと考えてほしかったです
^^;。
YOUさんが小学校の先生として出てると、
スマ小思い出しちゃうし、稟ちゃんいるし^^;、
小日向さんいるしー(この方、いつも同じキャラなんだもん
ーー;)。
ということで、ちょっち興ざめもある映画だったかな。
もしかしたら、私は「せかちゅー」のほうが
まだ好きかもしれません。

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